ノルウェーのトロムソを飛び立った飛行機は、一路フィンランドの首都・ヘルシンキへ。空港に降り立つと、空気がひんやりとしていて何とも清潔感のある静かな世界が広がっていました。
空港からはバスに乗って市内へと移動。スーツケースをガラガラ引きながら本日の宿「シモンケンタホテル」にチェックイン。立地も良く、ロビーは高級感がありとても綺麗。なのに私たちはザ・旅人な恰好でちょっぴり場違い(笑)。でも中に入れば落ち着いた雰囲気で、部屋も快適そのもの。やっぱりたまにはちょっと贅沢なホテルもアリです。



荷物を置いたら、早速ヘルシンキの街を散策開始。中心地の目抜き通りをぶらぶら歩きながら港の方へ向かいます。北風が頬に刺さるような寒さで、思わず背中を丸めてしまうほど。でもこの凛とした空気が、いかにも北欧らしくて心地いい。街並みを眺めながらふと思ったのは、「なんだかロシアっぽいかも?」という感覚。建物のデザインや雰囲気がサンクトペテルブルクに似ている気がして、後で調べてみたら、かつてこの街がロシア帝国の一部だった歴史があるとのこと。どうりでロシア語の表記も多いし、観光客にもロシア語を話す人がちらほら。シルク・ドゥ・ソレイユ時代に鍛えたロシア語のリスニングがこんなところで役立つとは!



夕食はショッピングモールのフードコートで、ローカル感満載のケバブ屋さんを発見。お腹が空いていたこともあり、チキンとライスのプレートがとても美味しく感じました。やっぱり旅先では、気取らない地元の味が一番。
Day 2|ヘルシンキをトラムで巡る&バルト海クルーズへ!
2日目は、ヘルシンキ観光の定番をしっかり押さえるプラン。まずはトラム1日乗車券をゲットして、市内を快適に移動。レトロ可愛い車両に乗って向かったのは「ハカニエミマーケット」。地元の食材や雑貨が並ぶ市場で、ついつい見入ってしまいます。観光地化しすぎていない素朴な雰囲気が好印象。



続いて向かったのは、世界遺産にも登録されている「スオメンリンナ島」。市営フェリーに乗ってほんの15分ほどで到着できる小さな島には、昔の要塞や可愛らしい家々が点在していて、散策が楽しい。のんびりとした空気の中で、北欧らしい時間の流れを感じました。



午後は「ウスペンスキー寺院」や「ヘルシンキ大聖堂」などを巡り、荘厳な建築にうっとり。特に大聖堂の階段から見下ろす街並みは絶景で、記念写真スポットとしてもおすすめです。



夕飯にはヘルシンキのバーガーチェーン「ヘスバーガー」。事前情報では味がイマイチ?との事だったけど、値段も手頃だし、我々は美味しくいただきました。フィンランドにしか無いのであれば、食べておいて損はなし!ムーミンのキシリトールガムが付いてきたのが嬉しかった!

この日の締めくくりは、いよいよ**シリアライン(バルト海クルーズ)**へ乗船!豪華客船のような船内にちょっとテンションが上がります。部屋に荷物を置いてデッキに出ると、フィンランドの冷たい海風が迎えてくれました。
船内ではムーミンのキャラクターがグリーティングしてくれたりと、楽しいイベントも⭐️ムーミンママがシールブックをくれました❤️



あと、船内では免税店があって、お値段は市中のお店の3割引位の価格になっていて、思わずマリメッコグッズを爆買い。船内の大学生風の若者たちはアルコール類を大量買いしてました(笑)やっぱりみんな免税大好き。
夜は…というと、船室の隣がやたらと騒がしくて、眠れないかも?という状況。そこで開き直った私たちは、持参の音楽で懐メロ祭り&ダンス大会をスタート(笑)。旅先でしかできないこんな思い出も、後から振り返ると楽しいハプニングです。最終的にはしっかり疲れて、ベッドに入るとすぐに夢の中でした。
次回は、スウェーデン・ストックホルム編へ続きます!美しい北欧の街並みと、可愛い雑貨・デザインとの出会いにご期待ください♪
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