Day 5:憧れのギザのピラミッドへ!
ついにこの日がやってきました──ピラミッド観光の日。カイロ市内から車で移動中、突如目の前に現れたのはあの「ギザの三大ピラミッド」。街の風景の中に突然現れるその圧倒的な存在感に、思わず歓声が上がります。
特に第一ピラミッド(クフ王のピラミッド)は想像以上の巨大さで、近づくだけで鳥肌もの。内部見学も可能でしたが、入場料が高めな上、内部には特筆すべきレリーフなどがなさそうだったため、外からたっぷり写真を撮ることに。ピラミッドをつまんでいる構図やジャンプ写真など、思い出に残るフォトタイムを満喫しました。



続いて訪れたのは、あの有名な「スフィンクス像」。ピラミッドの番人のように静かに佇む姿に感動しつつも、周囲の物売りの勢いには少し戸惑いました。観光地では警戒心も忘れずに。あと、これは有名な話の様ですが、スフィンクスの視線の先にはKFCとPizzahutがありました!



その後はカルトゥーシュ(自分の名前を入れられる古代風ペンダント)をオーダーできるお土産屋さんへ。自分の名前をヒエログリフで彫ってもらい、世界に一つだけの素敵な旅の記念品が完成!
さらに「Redaさん」という陽気なお兄さんのいる香水屋さんでは、エジプト特有の香りと美しい香水瓶を購入。観光地価格ではありましたが、旅のテンションで思わずお買い物モード全開に(笑)
ランチは地中海で獲れた魚料理をオーダー。外はカリッと、中はふわっとした身がとにかく絶品で、エジプトで食べた中でもかなり上位に入る美味しさでした。



そしてここで突然のお知らせ──旅を共にしてきたガイドのMIDOさんと、このタイミングでお別れだということが発覚!びっくりしつつも、慌ててお礼と再会の約束を交わし、最後の記念写真をパチリ。短い時間でも深く心に残る出会いになりました。
Day 5・夕方:自力でカイロ市内を探検!
ホテルは高級感あるリゾート仕様で快適だったものの、旅の終盤にしてはちょっと物足りない…。ということで、タクシーを頼んで自力でカイロの街へ繰り出すことに!
目的地は、アメリカンユニバーシティのブックストアとおしゃれ雑貨屋さん。特に雑貨屋さんは、定価販売かつ良心的な価格設定、さらにセンス抜群な品揃えで大満足。まさに「店ごと持って帰りたい!」と思うほどのお気に入りに出会えました。
とはいえ、カイロ中心部の雰囲気は少しピリッと緊張感も。実は訪れていたエリアは、かつて革命の舞台にもなった場所だったそう。あとから現地の方に聞いて驚きましたが、確かに考古学博物館周辺には焦げた車の残骸もあり、独特の空気感が漂っていたのを思い出します。
その後はタクシーでホテルへ。偶然出会ったドライバーさんがとても親切な方で、ぼったくりもなく、心温まるやり取りができました。旅の最後に“信頼できる人との出会い”があると、どこか救われるような気持ちになりますね。
Day5:エジプト最後の夜に可愛い珍客
カイロ市内へのプチ冒険のあとは夜のピラミッドを眺めながらのディナー。レストランには全然人がいなくて、ほぼ私たちだけでしたが、妹とエジプト旅であった様々なイベントを振り返りながらゆっくりとした時間を過ごしました。
ディナーを終えて部屋に戻ると、部屋の前に子猫が!実家に猫を残してきている私たちにとっては猫は旅を進める中でのかなりの癒し。アジア、トルコではかなりの猫ちゃんに会えて、エジプトでも出会えて感無量。
しかもかなり人懐っこくて、ドアを開けたら勝手に入ってきちゃって、ベッドの上で寛いじゃいました(笑)追い出すのも可哀想なので、そのまま一泊してもらうことに。手慣れた様子をみるに、いつもこうやって宿泊客のお部屋で寝ているみたいです。可愛い珍客に心から癒されました〜。



Day 6:さらばエジプト、こんにちはヨーロッパ!
旅の6日目。ついにエジプトともお別れの朝を迎えました。空港へは、手配していたドライバーのファルーカさんが丁寧にお迎えに来てくれ、チェックインや出国審査もスムーズにサポートしてくれました。
こうして、神殿とピラミッドと人情の詰まったエジプト旅は無事に完結。次なる目的地は北欧・デンマークへ──新たな国でどんな出会いが待っているのか、期待が高まります。