【🌏世界一周旅ログ 10】スウェーデン編🇸🇪ストックホルム街歩き|赤いボートの宿と北欧の物価にびっくりな2日間

旅の足あと

夜行フェリーに揺られて、いよいよスウェーデン・ストックホルムへ到着!朝の港町は空気がキリッと冷たくて、いかにも北欧らしいスタート。さっそくATMで現地通貨を引き出そうとするも、なんとカードが使えない⁉ 初めての「エラー表示」に大パニック…何台か試してもダメで、朝から一気に冷や汗。

でも、ちょっとした奇跡が!駅のキオスクではユーロが使えて、なんとか地下鉄の切符を購入。ホッと胸をなで下ろして「ガムラスタン駅」へ。歴史ある石畳の街をゴロゴロとスーツケースを引きながら歩くこと約15分、見えてきたのは水辺に浮かぶ赤いボート。今回の宿はなんとボート型ホステルなんです。

チェックインは午後からの予定だったけど、ラッキーなことにすぐお部屋に入れることに!旅の疲れを癒すにはありがたい。だけどひとつ残念だったのは、オスロから送ってもらったはずのカメラがまだ届いていなかったこと…。思わず「もう新しいの買っちゃおうかな」と考えてしまうほど。

午後は、地元の人が暮らすおしゃれエリア「ソーデルマルム」を散策。アンティークや北欧インテリアのお店がたくさんあって、ウィンドウショッピングだけでも大満足。途中で雨が急にあられに変わったりと、天気はご機嫌ナナメでしたが、こんな不安定な空もまた旅の味。

ただ一つ言わせてください……スウェーデン、何もかもが高いっ‼ 地下鉄も、カフェも、トイレまで150円する場所も…。デンマークやフィンランドでは無料だったのに~と、ちょっぴり世知辛さを感じてしまいました。でもその分福祉が充実しているんだろうな。

夕方はガムラスタンに戻って、石畳の路地をぶらり。お土産屋さんをのぞいたり、街並みの写真を撮ったり。ディナーはストックホルム名物のミートボールにマッシュポテト、そして甘酸っぱいコケモモジャム添え。寒さの中で食べる温かい料理は、ほっこり心に染みる味でした。


2日目:ホステル移動と小さな奇跡の連続

翌朝は赤いボートから、ガムラスタンのホステルへお引っ越し。重たいスーツケースを引きずってなんとか到着したと思ったら……入口が閉まっていて開かない!「え、ここで待つの⁉」と凍えかけていたところ、ちょうど出てきた宿泊客がドアを開けてくれて無事に入館。捨てる神あれば拾う神あり、とはこのことですね。

しかし試練は続く。中のエントランスでもまたロックがかかっていてピンポンしても反応なし。ここでも救世主登場!今度は韓国から来た青年が開けてくれました。本当に、旅先ではこうしたちょっとした優しさが心に沁みます。

荷物を預けた後は、新市街エリアへ観光に。とはいえ、この日も朝から冷たい雨が降り、やむなく地下街やショッピングモールで避難しつつ時間を潰すことに。天気さえ良ければもっと街歩きできたのに…と思いつつ、午後にはようやく雨も上がり、観光再開!

王宮、大聖堂、ドイツ教会など、歴史的な建物をぐるっと見て回り、最後にお土産屋さんでダーラナホース(スウェーデンの伝統的な木彫り馬)を購入。旅の思い出にぴったりな一品です。

夕食は、ホステルのキッチンで自炊タイム。スーパーで買ったチルドのタイカレーとサラダ、そして日本から持ってきた味噌汁で、ちょっとだけ“おうちごはん”気分。キッチンのある宿って、やっぱり落ち着く。


おわりに:高いけれど、優しさに包まれたスウェーデン

物価の高さに驚きながらも、人の優しさや街の穏やかな雰囲気に癒されたストックホルムの2日間。赤いボートのホステルや、ホステルで出会った人々、小さなトラブルのたびに助けてくれた誰かの存在…。きっとこの国の「豊かさ」は、物ではなく心にあるのかもしれません。

次回は、再びのデンマーク!

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