気づけばフロリダに来て、もう1ヶ月。
「毎日を丁寧に、大切に過ごそう」と決めていたのに、
気がつくと日々はあっという間に過ぎていきます。
やっぱり海外での一年って、こうやってあっという間に終わってしまうんだろうな……と実感する日々です。
🌸 春組さん、卒業のとき
そして、今日――
この春で帰国される「春組」の先輩たちが、4月9日をもって勤務最終日を迎えました。
私自身、先輩方としっかりお仕事をご一緒できたのはほんのわずか。
やっとそれぞれの人柄がわかってきたところだったので、余計に別れがさみしい…。
でも、この職場の素敵なところは、どんなに期間が短くても絆がちゃんと生まれること。
それだけ濃い時間を共有していたんだなと、改めて感じます。
☕ フランス館での束の間のご褒美タイム
今日は「B番シフト」だったので、18:30には勤務終了。
卒業セレモニーまで少し時間があったので、同期のCちゃん、Mちゃんとと一緒にエプコットのフランス館でティータイム。
「5連勤おつかれさま~!」という名目で、なぜか自分にご褒美(笑)
ついついケーキを2つも食べてしまいました(^^;)

特にエクレアが最高においしかった!
フロリダで本格的なフランス菓子が食べられるのって、本当に贅沢ですよね。
とはいえ、帰り道にはしっかりと自己嫌悪がついてくるのもお約束(笑)
🎇 伝統の卒業セレモニーと夜の花火
夜9:00――
三越マーチャンダイズの伝統として、最終勤務日には“イルミネーションズ”を外で観賞する時間が与えられます。
みんなで外に出て、湖畔から夜空に打ち上がる花火を見上げるその瞬間。
先輩方の後ろ姿に、自然と涙がこみあげてきました。
1年後の自分を重ねてしまって、
「私も、こんなふうにやり切れるのかな」なんて考えていたら、
隣にいたMちゃんと2人で号泣(笑)
とても綺麗で、少し切ない――そんな花火の夜でした。

🎤 涙と笑顔の卒業スピーチ
花火のあとは、三越チームの卒業セレモニー。
店内でのレジ閉めを終えたあと、先輩たちが一人ずつスピーチをしていきます。
内容はそれぞれ違っていても、
「楽しかったこと」「苦しかったこと」「ここでしかできなかった経験」がいっぱい詰まっていて、
どの言葉にも重みがありました。
中でも、ある先輩の
**「とにかくこっちの生活を楽しんで!」**というひとことが心に残っています。
あの言葉には、たくさんの努力や葛藤を乗り越えた人だからこそ言える、
深い励ましとエールが詰まっていた気がして、またじんわり涙が…。
💭 見送る側になる未来を想像して
今はまだ想像もつかないけれど、
半年後には秋組の先輩たちを見送る日も来るんだよね。
今日の先輩たちのように、
私も誰かに「頑張ったね」と言ってもらえるような、そんな一年にしたい。
そして、自分の言葉で誰かを励ませるようになっていたい。
そう思った夜でした。
🌱 最後に
1ヶ月という時間は、決して長くはないけれど、
ここで過ごす日々がいかに濃密で、心に残るかを改めて実感しました。
まだまだ始まったばかりのフロリダでの生活。
これからどんな出会いと別れが待っているのか――
ちゃんと味わいながら進んでいきたいと思います。