【🌏世界一周旅ログ 8】ノルウェー後編🇳🇴雪と奇跡のオーロラ、そしてフィンランドへ

旅の足あと

🇳🇴ノルウェー編:前編はこちら

Day 4:雨と兵隊とオーロラへの挑戦(トロムソ)

朝8時ごろに起床し、朝食会場へ向かうと、なぜか大量の兵隊さんがズラリ。よく見ると制服にはカナダのワッペンが──どうやらカナダの軍人さんたちが訓練か会議で滞在中のようです。そんな中、私たちは間違って彼らのミーティング会場に足を踏み入れてしまい、完全に場違いなブートキャンプ体験がスタート(笑)。兵隊さんに紛れての朝食は、なかなかの非日常でした。

その後、フロントで市街地への行き方を尋ねて、街歩きへ出発。しかし、昨日の雪が冷たい雨に変わり、外をわずか20メートル歩いただけで靴はビショビショ。観光どころではなくなり、装備を整えるべくスノーブーツを買うことに。幸運にもホテル前のCOOPホームセンターで、AUGLEの長靴が150NOK(約2500円)という掘り出し物を発見!日本だったか一万円近くするじゃない!?迷わず購入しました。

食材も調達して一旦ホテルへ戻り、パンにチョコペーストを塗った即席ランチを楽しみながら体力回復。その後、雨の中でも観光を続けるべく、ショッピングや北極教会への見学をこなしていきます。

そしていよいよ18時半、待望のオーロラツアーへ出発!しかし、バスに揺られて到着したスポットは一面の曇り空。雨も止まず、30分粘るも成果なし…。諦めきれず別の場所へ移動するも、結局オーロラは現れず。ガイドの「今日は見られませんでした」の言葉に落胆しつつ、深夜1時すぎに帰着。眠気と悔しさの中で静かに就寝しました。


Day 5:奇跡のオーロラ、輝く夜空とホットチョコレート(トロムソ)

ブートキャンプモードの朝は今日も続く。兵隊さんと一緒に朝食を終えた後、部屋で本日の作戦会議。犬ぞり?高すぎる。再度オーロラツアー?また失敗するかも…と逡巡しつつも、最後の希望を託して新しいツアーに挑戦することに。

選んだのは、オーロラハンター歴11年のIvarさんが主催するミニバスツアー。信頼できそうなベテランガイドに期待を込めて出発です。トロムソ市内では時間を潰しつつ、最北のバーガーキングで軽食をとっていると…なんと空に晴れ間が!これが奇跡の前兆だったのかも!?

19時、Ivarさんの迎えで出発。土砂降りの中、ミニバスはフィンランド国境方面へ2時間の大移動。Ivarさん曰く「シーズンも終わりに近づいているので、自分もリスクを背負う」とのことで、気合十分!走り続けるうちに、徐々に雲が薄れ、月や星が見えてきた──そして目的地に着いた時、私たちの頭上だけが晴天!

まさかの展開に感動しつつ、空を見上げると、やがて白くゆらめくもやのような光──オーロラが現れました!肉眼ではうっすらでも、写真を撮ってみると淡い緑のゆらぎがはっきり写っている!!次々に現れるオーロラにただただ感動。寒さに震えながらも、ケーキとホットチョコレートを片手に、夢のようなひとときを満喫しました。最後まで望みを捨てないでよかった!Ivarさん、本当にありがとう!


Day 6:さらばトロムソ、次なる地フィンランドへ!

感動の余韻を残しつつ、トロムソ最終日。空港行きのバスに乗ろうとすると、なんと運転手は初日のオーロラツアーでお世話になったおじさん(笑)。「次は2月においで」と笑顔で送り出してくれました。本当にまた来たいな⭐️

ノルウェーの自然と人々に心癒された数日間。次なる旅路は、北欧のもうひとつの国──フィンランド・ヘルシンキです。


次回|【フィンランド編】世界一周旅ログ|デザインと森の首都ヘルシンキへ──に続きます!

タイトルとURLをコピーしました