猫の夏バテ対策5選|暑さに負けない快適な室内環境とは?

Tabby Days

まだ5月だというのに、暑い日が増えてきましたね。人間にとっても暑さはしんどいですが、実は猫にとっても夏は注意が必要な季節。特に室内で過ごす猫ちゃんたちは、自分で涼しい場所を探して快適に過ごすのが難しいこともあります。

今回は「暑くなってくる時期に猫と暮らすうえで気をつけたいこと5つ」をご紹介します。


1. 室内の温度・湿度管理を忘れずに

猫は暑さにある程度は強い動物ですが、それにも限界があります。室温が28℃を超えてくると、熱中症のリスクも。

人間が「ちょっと暑いな」と感じるくらいのタイミングで、エアコンや扇風機を活用して快適な環境を整えてあげましょう。湿度も大事なポイントで、理想は温度25〜27℃、湿度40〜60%くらい。

留守にするときはタイマーや自動運転を活用するのも◎です。


2. 日当たりの良い場所に要注意

窓辺でお昼寝する猫ちゃん、かわいいですよね。でも、真夏の日差しは想像以上に強烈。

長時間日光が当たると、窓辺の床や猫ベッドがかなり高温になることも。熱中症や低温やけどの原因にもなりかねません。

遮光カーテンやサンシェードで直射日光を遮る、または日が入らない場所にも居場所をつくってあげましょう。


3. 新鮮なお水をたっぷり用意

夏は脱水にも注意が必要です。猫はもともとあまり水を飲まない動物ですが、暑い季節は特に意識して水分補給できる環境を整えることが大切です。

いつでも新鮮なお水を飲めるよう、水皿は複数設置すると◎。流水が好きな子には給水器もおすすめ。うちのアビ助は給水器から水が湧き出ているのが好きなようで、いつもダイレクトで飲んでいます。お気に入りの器がある場合はそれを使ってあげてくださいね。


4. 冷却グッズや「ひんやりスペース」の活用

最近では猫用の冷却マットやアルミプレートなど、夏向けのアイテムもたくさんあります。好みによって使わない子もいるので、まずはフローリングやタイルなど自然に涼しい場所も一緒に確保しておくのが安心です。

我が家では足腰への負担を考慮して、家全体にタイルカーペットを使用していますが、そのぶん涼しさはあまりありません。夏になるとフローリングにびろーんと伸びている猫ちゃんは風物詩ですが、代わりに木のテーブルの上でゴロンしていることもしばしば(笑)

冷房が効いた部屋とそうでない部屋を行き来できるようにして、猫自身が「心地よい場所」を選べる自由を残してあげるのも大切です。


5. グルーミングや毛のケアを見直そう

夏は抜け毛が増える時期でもあります。毛が絡まると熱がこもりやすくなるので、こまめなブラッシングで通気性を保ちましょう。特に長毛種は毛玉にも要注意。

また、猫が体をなめるグルーミングの回数が増えることもあります。清潔に保つのは大事ですが、過剰に毛をなめている場合はストレスや体調不良のサインかも。


まとめ

猫ちゃんにとっての夏は、工夫ひとつでグッと快適になります。「暑いなぁ」と感じたら、それは猫も同じ。大切な家族が健やかに過ごせるよう、少しずつ夏の準備を始めていきましょう。

みなさんの猫ちゃんは、どんな“避暑地”を見つけてるでしょうか?よかったらコメントで教えてくださいね!

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