ディズニークルーズって実際どうなの?ワンダー乗船体験と2026年アドベンチャー計画

旅の足あと

今年2月、東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドが、日本郵船と業務提携に向け基本合意したと発表しました。2028年「ディズニークルーズライン」がついに日本に!あの憧れのディズニークルーズが日本で実現するなんて…夢のような話ですよね。ニュースを知ってからというもの、私の頭の中はもう興奮でいっぱいです。

ただ、ここ最近のディズニーパークの状況や、ファンタジースプリングスを巡るフィーバーぶりを見ていると、「予約の争奪戦必至」「価格もきっと高い…」そんな心配もよぎります。こんな中、ふとひらめいたのが──「日本で乗れないなら、海外のクルーズに行けばいいんじゃない!」という逆転の発想。

フロリダやヨーロッパに行くには一週間以上の日程が必要だし、そもそも費用がかかりすぎる…そう考えて色々思案した結果、2025年12月にアジア初のディズニークルーズとしてシンガポールに就航する「ディズニー アドベンチャー号」私の新たな冒険の舞台にぴったりではないかと思い至ったのです。

実はわたし自身、過去にアメリカ・フロリダのオーランドで働いていたとき、「ディズニーワンダー号」に船に乗ったことがあり、その体験は今でも忘れられない特別な思い出です。この記事では、そのときの体験を振り返りながら、新たな目標である「ディズニーアドベンチャー号に乗るまでの計画と準備」をリアルにシェアしていきたいと思います。

「ディズニークルーズって実際どうなの?」「初心者でも楽しめる?」「予約や準備はどうすればいいの?」──そんな疑問をお持ちの方に、少しでも参考になれば嬉しいです!

ディズニークルーズって何?

そもそもディズニークルーズとは?ですが、ディズニーが提供するパークがそのまま海に浮かんだような豪華客船の旅です。 船内ではショーやキャラクターグリーティング、映画などのエンターテイメントを楽しみながら、さまざまなテーマのダイニングでのグルメ体験を通して夢のような体験ができるクルーズです。

クルーズ界ではデフォルトかもしれないのですが、全てのアクティビティ、食事や飲み物が旅行代金に含まれているので(※1)、いちいちお財布を気にすることなく、ゆったりと優雅な気分でクルーズの世界に没頭できます。

(※1)一部のハイグレードダイニング、アルコールやスペシャルドリンクなどのドリンク、チップは除く

私の乗船体験:ディズニーワンダー号

わたしがディズニーキャストをしていた頃は、ディズニーキャストが割引を受けられるシーズンがありました。しかも結構な割引額で、通常800ドル近くするクルーズが割引で400ドルほどになります!もちろんどのキャストもこの絶好の機会を虎視眈々と狙っていますので、予約を取るのも大変ですが、当時は何とか予約をすることができました。

ディズニーワンダーの行程は3日間コースと4日間コースがありましたが、お休みが中々取れない我々は3日間コースを選択しました。ルートは、

1日目にポートカナベラルを出発し、その日は船上泊、翌日はバハマのナッソーに到着してバハマ観光をすることができます。バハマでの1日を楽しんだ後は再び船に乗り、3日目はディズニーの所有するプライベートアイランド、キャスタウェイ・ケイに停泊します。島での1日を過ごした後は、最後の夜を船上で過ごし、翌朝ポートカナベラルに帰港します。

船内は至る所でキャラクターグリーティングが行われていたり、音楽の演奏があったりと常にイベントが実施されているので、全てを回ろうとするととてもじゃないですが時間も身体も足りません。本当はわたしたちもプールでのんびり時間を過ごしたりと優雅なクルーズを楽しみたかったのですが、どうしても欲張り根性が出てしまい、バハマ観光に島でのアクティビティとフルで外出していたので、船内の時間が圧倒的に足りませんでした。

とにかくディズニークルーズは楽しいイベントが盛りだくさんなので、日程とお金に余裕があれば、4日間コースの方がよりクルーズを楽しめるかもしれません。折角時間をかけて飛行機に乗って行くわけですから、後悔のないようにクルーズを満喫したいですね。

あと、クルーズでのお楽しみといえばお食事です。ディズニークルーズでは複数のダイニングをホッピングしていく形式で、毎日違うダイニングでの食事になり、初日についたサーバーさんがクルーズ期間中を通りてずっとついてくれます。必然的に仲良くなりますので、気軽に料理のリクエストなどもできるようになりますし、何ならオススメの料理を勝手に持ってきてくれることも(笑)日本語のメニューもあるので、英語が苦手な方でも問題なく、メニューを選ぶことができます。オーダーの時に少し緊張するかもしれないですが、メニューを指さしてThis one pleaseだけでも全然オッケーです!

食事は普通のコースのように、前菜、メイン、デザートを選んでいく形式ですが、お腹に余裕があればメインをいくつでもオーダーできます。ただ、そもそも一品の量が多いので、食べ切れる量をオーダーするようにしましょうね。

ダイニングの楽しさも去ることながら、ディズニーマジックが最大限に発揮されるのが、エンターテインメントの時間です。出航時のセイルアウェイパーティーに始まり、毎夜開催されるステージショー、そして夜に甲板で行われるパイレーツナイト。どれをとっても忘れられない思い出になること間違い無しです。特にステージで開催されるショーは撮影禁止なので、ディズニーの魔法の時間を思い出に残せるように、しっかりと目に焼き付けましょう。

2025年就航予定の「ディズニーアドベンチャー」について

ディズニーアドベンチャーはアジアで初めて就航するディズニークルーズで、乗員客数6,700名とこれまでのディズニークルーズシップと比べても最大級!通常のディズニークルーズは乗員客数4,000名なので、その大きさが伺えます。

そしてこの大きさをアドバンテージにしたアドベンチャーならではの施設が海上アトラクション。マーベルをテーマにした3つのアトラクションが甲板に製作されます。目玉は初の海上ローラーコースターとなる、「Ironcycle Test Run」アイアンマンであるトニー・スタークが開発した乗り物に試乗するというコンセプトのようです。ローラーコースターで海の上を走るって疾走感が半端ないのでは!?何とも楽しみな情報です。

あと、個人的に楽しみなのは、ダッフィー&フレンズがディズニークルーズに初登場することです!アメリカではあまり人気ではないダッフィーですが、日本をはじめとするアジアでは大人気のダッフィー&フレンズ、ターゲットのニーズに沿っている素晴らしいコンセプトだと思います。ショーだけではなく、グリーティングもできるようなので、本当に楽しみですね。

何を準備をするか?

計画の第一段階は、まず、誰といくか?いつ行くか?だと思います。先日、フロリダ勤務時代に同期だった友人にクルーズ旅行を打診したところ、「ぜひ行きたい!」との返答だったので、おそらくその友人と行くと思います。(さらに、他の同期1〜2人にも声をかける予定)フロリダ同期との同窓会がディズニークルーズの船上で開催されることになれば、これまた熱い思い出になりそうです。

時期については、2026年の5月を予定しています。就航してすぐは、まだオペレーションが落ち着いていない可能性があるので、半年くらい経った頃が狙い目と思っているのと、5月の2週目はゴールデンウィーク後の為か、価格が少し安かったんです!価格が安いことによって、ワンランク上の客室にしてもいいかな〜とも思っているので、これから色々計画していきたいと思います。

【まとめ】クルーズは究極のバケーション

行くことを思い描くだけでワクワクが止まらない、夢のディズニークルーズ。次回は具体な計画編をお届けしたいと思います。一緒に夢のクルーズ計画を楽しんでいきましょう!

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