トルコ1日目:大の親日国、トルコに上陸!
タイの病院を退院し、慌ただしくパッキングを終えて空港へ。Turkishエアラインでイスタンブールへ向かいます。何気に約13時間のロングフライト。お医者さんから、一週間位は脂っこいもの、お肉は控えてね。と言われたけど、海外旅行中に実践するのは中々難しい…体調が万全じゃなかったので、消化の為にゆっくり食べたけど、機内食はすごく美味しかったです。さすがは世界三大料理の国!


イスタンブールに到着後、空港からタクシーで「オズマンハンホテル」へ。
タイやカンボジアでは毎回タクシー料金が交渉制だったので、人生初の“メーター式”タクシーに感動!値段交渉の心配をしなくていいって凄い安心感。
ホテル到着後、料金を払っていると、日本語がめちゃくちゃ流暢な青年が登場。「大丈夫!?」と声をかけてくれ、タクシー運転手との通訳までしてくれました。彼は結局ホテルのフロントの方で、漫画を読みながら独学で日本語を覚えたんだとか…漫画だけでこんなに話せるもの?そのスキルの高さにびっくり。トルコは大の親日国みたいで、本当にみんなフレンドリーで優しい。もうトルコ好きかも(笑)
ホテルのロビーに明日参加予定のツアー会社の方が来てくれたので、ツアーの残金を支払い。明日の準備もバッチリ!カッパドキアめっちゃ楽しみだな〜
お部屋はあまり広くはないけど、本日は寝るだけなので、全然OK!お部屋に湯沸かしポットがあるので嬉しい〜お茶文化がある国のホテルにはポットがあるケースが多いですね。まだ体調が万全ではないのと、明日の朝も早いので(何度も言うが、旅行中の朝は早い!)、ホテルの周りをプラプラと散策するだけにしました。マーケットで売っていたアラビア感あるランプがすごく可愛くて、本気で買おうか迷ったけど、旅もまだ序盤で、確実にかさばるのでグッと我慢(笑)


トルコ2日目:世界遺産カッパドキアへ出発!
朝5時半、ホテルに荷物を預けてカッパドキアツアーへ出発。(ツアー後にまたこのホテルに戻ってきます)国内線のターミナルではアジア人の姿がほぼなく、視聴率100%?完全アウェーの空気のなか、トルコ航空でカイセリ空港へ約1時間20分のフライトです。短いフライトにも関わらず、ランチボックスが出ました(しかも美味しい)。トルコ航空いいね!
到着すると、カードに私たちの名前を書いたトルコ人のおいちゃんが出迎えてくれていました。
別のおいちゃんにも色々日本語で話しかけられましたが、どうやら一昔前の日本語ギャグが流行っているみたいです(笑)
ドライバーさんの案内で車に乗り、カッパドキアに向けて出発!カイセリは富士山に似た山々に囲まれた高原地帯ですが、基本的に何もない広大な平原が広がります。家とかもあまりないので、本来なら景色がゆっくり流れそうなもんだけど、車窓の景色が結構なスピードで動いていきます。ス、スピードかなりでてません!?体感150kmくらいだけど…スピード制限ないのかしら?(汗)約1時間半爆速で走り抜けて、無事にカッパドキアに到着!



奇岩群と陶芸巨匠:現地ツアー初日
爆速ドライブの後、現地で日本語ガイドのナムさんと合流。
キノコ帽子のような奇岩が印象的なパシャバー地区をはじめ、たくさんの絶景スポットを巡りました。カッパドキアの雨と風が長い長い年月をかけて作り出したユニークな形の岩を見ていると、タイムスリップしたというか、どこか別の惑星に来たような(デューン的な)、そんな不思議な気持ちになりました。地球の歴史を肌で感じることのできる凄い場所です。


アバノスでは「アインシュタイン似」と言われる陶芸家の巨匠と遭遇。鼻をほじりながら登場したけど、きっとすごい人に違いない…。途中で「地球の歩き方」を見せてくれて、カッパドキアセクションの表紙を飾っていました!本当にすごい人だったんだ(笑)巨匠マジックにかかって、鍋敷きや食器をお土産に購入してしまいました。
カッパドキアの洞窟レストランでのランチは絶品のつぼ焼きケバブ、お肉が柔らかくて美味しい〜。まだ体調が戻っていないけど、胃に優しいスープや豆料理にもほっとしました。食べたことのない料理ばかりだけど、どれも本当に美味しい。



地元民とのふれあい:ほっこり体験続出
ツアー終了後、ホテルにチェックイン。本日のお宿はカッパドキアならではの「洞窟ホテル」。お部屋は二人には広すぎる位の大きさ、そして大きなジャグジーも!こちらは夜の楽しみに取っておいて、早速ホテル近辺を散策しようと地図を広げていると、「どこいきたいの!?」と話しかけてくれた日本語堪能な“ハマムお兄さん”が高台から街を一望できるWishing Hillやその他のおすすめを教えてくれました。
おすすめされたWishing Hillを目指すも、途中で迷子に…でも代わりに地元の子どもたちと出会って、言葉は分からないけれども写真撮ったり、交流したりして楽しい時間を過ごすことができました。
さらに帰りに立ち寄った乾物屋のムスタファさんが最高すぎて、お茶もお菓子もどんどん出してくるし(笑)いつの間にか「親友(カンカ)」扱いにしていただいて、楽しい思い出になりました。どこかのお店で試飲させてもらったアップルティーがすごく美味し買ったので、親友ムスタファさんのお店で旅のお土産として購入。お茶って旅が終わって家に帰っても現地の香りと味で思い出を振り返りながら楽しめるし、安いし、そんなに嵩張らないし(理由多いw)国のカラーが出るので最高のお土産ですよね。
野犬の追跡劇と、ジャグジーでの癒し
ムスタファさんのお店からの帰り道、薄暗くなってきたので野犬が何匹か集まってきていました。最初はワンちゃんだ〜位に思っていたのですが、なんか目が充血している感じで、ちょっとよだれも出ているし…なんか怖い…もし噛まれてしまったら…野犬=狂犬病が頭をよぎり、急に怖くなって猛ダッシュ!
今から思えば、ダッシュしたことで余計に野良犬ちゃんは遊んでくれると勘違いしてしまったと思うのですが、物凄い勢いで追いかけてこられてめっちゃ怖かったです💦構ってほしかったと思うんだけど、ごめんよ。とりあえず近くのコンビニ的な食料品店に避難!
お店でお菓子を買ったりして時間を潰したので、もう大丈夫だろうとお店を出てホテルへ戻る途中、再び例の野犬ちゃんに遭遇してしまい…再度ダッシュでホテルに駆け込み!ホテルの人がびっくりしてました(笑)
思わぬ野犬騒動に心臓がバクバクして、すっかりカッパドキアの思い出が塗り替えられてしまったけど(笑)そんな一日の終わりは、洞窟ホテルのジャグジーでほっこり。旅を始めてから初めての湯船で、しかも浴槽が広いので、しっかり足を伸ばしてリラックスすることができました。トルコの人々の温かさに触れ、日本語通じすぎな環境に驚きつつ(笑)「トルコに来てよかった」と心から思えた一日でした。



カッパドキア2日目:まだまだ続く出会いの旅
早朝、朝食の時間を間違えて行ってしまったけれど、そこで出会ったキッチンのお兄さんがなんとドライバー・ノーマさんの従兄弟でした!色々と話が弾んで日本の事をたくさん話しました。
ツアー開始時間まで朝の散歩をしていると、昨日迷ったWishing Hillは、実はホテルからすぐそばだったことが判明(笑)門の前をウロウロしてたら、まだオープン前だったのに、優しいおじさんが開けてくれて、早朝の絶景も堪能できました。


2日目のツアーでは、地下都市「カイマクル」で洞窟迷宮を観光したり、「ローズバレー」で荒涼とした岩肌の上をハイキングして巡ったりと、カッパドキアの景色を堪能しました。そしてランチには、トルコ料理のコース(スープ、コロッケ、チキン、デザートケーキの生生地の様な感じ)を満喫。



今回、同じツアーに参加されていた皆さまも本当に素敵な方々ばかりで、2日間一緒に旅ができたことがありがたかったです。いつかの再会を願いつつ、連絡先を交換しました。
そうこうしているうちに、ツアー仲間とカッパドキアともそろそろお別れの時間です。本当に名残惜しかったですが、この2日間で出会ったすべての人との思い出を胸に、空港へ向かいました。
あ、ちなみに帰り道も相変わらずの爆速ドライブでした(笑)
まとめ:トルコって、最高すぎる。
たった2日間で、こんなにたくさんの出会い、笑いとハプニングが詰まっているなんて…体験が濃厚すぎる!でもトルコという国には、本当に不思議な魅力があります。イスタンブールではどんな出会いがあるでしょうか。トルコ後編につづく!